椎間板ヘルニアの原因と治療法

 

腰の筋肉が緊張して起こる腰痛は、ほとんどの場合数回で良くなりますが、

椎間板がつぶれて起こる腰痛や下肢痛（座骨神経痛）は回復まで時間が掛

かる 場合がありますので、睡眠時間を十分に取るなどの体調管理が必要

です。 椎間板ヘルニアの原因は次のいずれか、また

は複合的状況から 発症します。

１、ストレス

精神的ストレスは全身の筋肉を無意識のうちに緊張させます。この状態

が 休みなく 続くと筋肉、内臓にも大きな負担がかかり全身が疲労して
いきます。 こうなると、肝臓は疲労物質を分解するために重点をおきます

ので、新陳代謝に 必要な細胞の精製が不十分になり、古いままの細胞
が放置され、椎間板は特性である 弾力性を失ってしまいます。

２、睡眠不足、過労

３、身体の歪み

このような原因が複合、関連しあってヘルニアが発症します。流れとしては

（１）全身疲労から、肝臓が疲労物質処理に重点をおき、新しい細胞生産
の 能力が落ち 新陳代謝が悪くなる。

（２）椎間板繊維輪が劣化し弾力性が低下。
（３）身体の歪みは、椎間板を圧迫し、髄核の内圧を高める。身体の歪みは

生理湾曲がくずれて、捩れを伴うので椎間板の特定部分だけに加重が
かかる。 そのため、繊維輪が圧迫に耐えられなくなり外に飛び出した状態

で固定される。 これがヘルニアです。酷い場合は繊維輪が破れ、髄核が

飛び出し椎間板が破壊されます。

 

治療法としては

１、身体の歪みをなおす。

脊椎の歪みは肋骨の歪みを生み内臓全体が圧迫されます。このため内臓

の働き 制限され、他の器官、血管、リンパ管等も圧迫により制限されます。

また、歪みは睡眠も妨げます。熟睡できず、呼吸や心臓の働きも制限しま

す。 だから睡眠時間が長くても、回復しずらいのです。

当院の施術法は、脳が身体にとって安心で安全、心地よいと感じて、全身

の緊張を 解きます。無駄な緊張が解けると、歪みは治ります。

２、十分な睡眠時間を取る

緊張の解けた自然な状態で睡眠を取れば、身体は自分の力でどんどん
回復 していきます。